任意の自動車保険では特に基本となる対人賠償保険は、自動車事故によって他人にケガをさせたり、死亡させたりした場合に補償が受けられるというものです。
これと同様に、自動車事故によって他人に被害を与えてしまった場合に、その法律上の損害賠償責任について補償を行うという内容テクスチャー08をもつものに、対物賠償保険が挙げられます。
こちらの保険は、人身上の被害ではなく、他人の財物に対して被害を与えてしまった場合について適用があるものです。
例えば、他人の自動車に追突してその自動車を損傷させてしまったという場合には、相手の修理費相当が保険金として支払われることになります。
自動車のような物以外にも、営業中の店舗に自動車が衝突し、修理の期間営業ができなくなったことによる損失のようなものについても補償の対象となります。
この保険では、保険会社が提示した選択肢のなかから、適当な補償の限度額を契約者が設定することができるようになっており、その金額に応じて保険料も決まります。
ただし、最近では物損事故をめぐる損害賠償裁判で、数億円規模の高額賠償を求める判決なども出されていますので、可能であれば限度額を無制限として設定するのが望ましいといえます。