対物賠償保険が適用されるのは、記名被保険者もしくはその配偶者、記名被保険者もしくはその配偶者の同居の親族、記名被保険者もしくはその配偶者の別居の未婚の子、記名被保険者の承諾を得て被保険車両を運転しているものが他人の財物を滅失、破損、汚損したことで法律上の損害賠償責任を負わされて損害賠償金を支払う場合です。保険金を支払ってもらえない主なケースとしては故意による事故、台風や地震、噴火、津波により事故が発生した場合、運転者および運転者の配偶者および親、子供が所有、使用、管理する財物を破損、滅失、汚損した場合になります。運転者が無免許運転や飲酒運転を行っている場合でも保険金は支払われます。これは、運転者が無免許運転や飲酒運転を行っていたとしても、対物事故の被害者にとっては関係ないことであり、被害者が不利になることを回避するためです。また運転者にまったく過失がなく、法律上の損害賠償責任を負わない場合は支払い対象になりません。事故直後に相手へ全部支払う等の約束をしてしまった場合も、相手の過失分については賠償する義務がないため保険金の支払い対象外になってしまいます。絶対に事故の相手と安易な約束はしてはいけません。